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人の恩というものに助けられました。

正月の2日のことでした。
初めての海外旅行に高校の時の仲良し3人で行った韓国からの次女の一報。

空港でPCR検査を受けたら陽性で帰国できない!もう1週間居なくてはならなくなった。
しかも財布が無くなってしまった。

と言うことでした。
他の二人は3回目接種の証明書がありそのまま帰国となるのですが
次女は3回目証明書と思い込んでいた封戸が全く違うもので結果PCR検査となってしまったのです。

これは大変と、とにかく現金やカード無しに1週間も韓国に滞在できるのかどうか・・。
ネットで調べるとLINEPayならば韓国の提携しているPayがありATMでウォンに両替ができると分かり試してみました。
とりあえず1000円送ったのですが次女はパスワードが分からず何回か失敗してロックが掛かってしまいました。

郵便局に行き滞在のホテルに現金が送れないか聞いたところ 7日はかかるとのことで場合により聴取もあるとのこと。
これも無理と分かりました。

私のカード情報を伝えホテルと帰りの飛行機チケットはそれで取れると分かりました。
しかし現金が無いということはとても心細く何かできないか思案に暮れていました。

ふと知人が韓国によく行くと言っていたことを思いだし。
電話で事態の状況を伝えましたら
知人の友人が空港のある仁川に住んでいてその人が現金を貸してくれることになりました。

見ず知らずの人間にお金を貸してくれるということで よほど知人とその方の信頼関係がとても厚いのだと感謝しかありませんでした。

また別の方で空港で働いてる人が事態を知り ご飯を食べさせてくれたりもしたそうです。
また、7日目の再検査で陽性になった場合日本大使館に2日で帰れる申請があると教えてくれたり手続きをしてくれたりと
色々な方にお世話になりました。

2回目の検査も陽性で大使館の申請し1月12日に何とか帰国出来ました。
しかし借りたお金が気になり気が気ではありません。

そして2月5日に知人が韓国に行くときにお借りしたお金にお礼も重ねてお渡しただくよう託しました。

お返しできたことでやっとひと心地ついたところです。

人の恩により無事韓国で滞在ができ日本に帰ってくることができた次女は人の心のありがたさなど身に染みてわかったのではないでしょうか。
そして再検査に空港にいった時、財布が届けられていて手つかずでそのまま戻ってきたことも韓国の方の心の優しさに触れ感謝したようです。

初めての海外旅行は彼女にとってすごく大きな出来事となりそして 人の温かさを知る大きな機会になったと思います。
今後は恩返し、恩送りに務めて行くことと思います。
心が成長したのではないでしょうか。

ちなみに成人式は韓国にいたために出席できず同級生にも会えませんでした。

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